概要
Simulator(シミュレータ)は、セカンドライフのサーバー側のソフトウェア「Second Life Server」のことです。
Simulatorは、sim hostと呼ばれるサーバー上で動いています。
一般的に“SIM”と呼ばれているRegionは、このSimulator上で動いています。

Simulatorで動作するRegionの数
サーバーのCPUの1つのコアで、1つのSimulatorが動作しています。
4コアのCPUであれば、4つのSimulatorが動作していることになります。
1つのSimulatorでは、1つから複数のRegionを動作させることが出来ます。
1つのSimulatorでいくつのRegionを動作させるかは、CPUのコアの性能に依存します。
一般的には、1コアでは下記の数のRegionを動作させることが出来ます。
フルリージョン(Full Region) | 1つまで |
ホームステッド(Homestead) | 2つまで |
オープンスペース(OpenSpace/Void) | 4つまで |

フルリージョンを動作させたい場合は、1コア=1 Simulator=1 Region(SIM)になります。
ホームステッドやオープンスペースの場合は、それぞれを上限まで動作させる場合と、“ホームステッド1+オープンスペース2”のように混在させる場合があるようです。



1つのSimulatorで複数のRegionを動作させた場合、全てが同じコア上で動作しますので、負荷が高すぎるSIMがあると同居する他のSIMにも影響してしまいます。
ホームステッドやオープンスペースでSIMに負荷をかけすぎると他のSIMに影響が出てしまうことがあるのは、このためです。