VR

Second Life

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セカンドライフは、公式にはVRに対応していません

公式ビュアー

名称対応OS対応VR機器状況
Second Life Oculus Rift ViewerWindowsOculus Rift開発終了

リンデンラボは以前、VR対応のセカンドライフ公式ビュアーの開発を行なっていましたが、セカンドライフの環境ではVRで必要とされるフレームレートが出ないということで、2016年に開発中止になりました。

当面は、公式でのVR対応の予定は無いそうです。

サードパーティー製ビュアー

サードパーティー製ビュアーも、VR対応のビュアーは現在ありません。

非公認ビュアー

名称対応OS対応VR機器状況
Firestorm VR ModWindowsSteam VR対応機器
(Oculus、VIVE)
開発中
CtrlAltStudio ViewerWindowsOculus Rift開発終了

CtrlAltStudio Viewerは、Second Life Oculus Rift Viewerと同時期に開発されていたFirestorm ViewerをベースとしたVR対応のサードパーティー製ビュアーです。

しかし、公式ビュアーでのVR対応ビュアーの開発終了に伴い、CtrlAltStudio Viewerも開発を終了し、“サードパーティー製ビュアー”からも外れました。

現在は、peter kapplerさんが開発しているFirestorm VR Modのみ、VRに対応しています。

いずれのビュアーも、リンデンラボが認めた“サードパーティー製ビュアー”ではありませんので、利用される場合は自己責任になります。

セカンドライフでVR対応が困難な理由

VRでは、左右の目の前にそれぞれの目から見た景色を表示することで立体感を体験することが出来ます。
つまり、一度に二画面の表示が必要です。

VRでは描画のフレームレートが低下すると「VR酔い」という車酔いのような現象が体験している人の身体に発生してしまいます。

身体は動いているのに映像がそれに追いついてこないことで、頭が混乱して酔いが発生するという現象です。

これを防ぐためには、VR酔いが発生しないレベルまでフレームレートを上げてあげる必要があります。これは一般的には90fpsと言われています。

VR酔いを避けるためには、90fps以上のフレームレートを安定的に描画する必要があります。もちろん、左右二画面ともです。

左右の映像はもちろん違うものですので、実際には90fps+90fps=180fpsものフレームレートが安定的に必要になります。

セカンドライフでは、一画面60fpsでさえ安定的に描画することは難しいです。
重いSIMなら、フレームレートが一桁ということも珍しくありません。

こういう環境で180fpsものフレームレートを安定的に描画させることは、非常に困難です。ハイスペックなグラフィックカードを用意することでなんとか実現出来たとしても、それは一般的に利用出来る物では無くなります。

また、OculusやSteamなどのストアに提出するアプリは、VRで必要なフレームレートが確保されていることも審査の対象になります。

個人で使う物なら、90fps以下でも“動いたらいい!”という感じでいいんですけれど、ストアで商品として配布する物ではそういうわけにはいかないですので、“VR対応”という形にするためにはそこも大きなハードルになります。

こういった状況から、現状のセカンドライフではVRの実現は困難ということで、公式には開発は中止されています。

将来、セカンドライフのレンダリングエンジンが高速化されて描画が劇的に早くなったり、VRの環境が劇的に変わった場合は開発が再開される可能性もあるそうですが、今のところ数年以内の範囲では開発の予定は無いそうです。

最終更新日

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