PBR

Second Life

PBR

概要

PBR(ピービーアール)は「Physically based rendering」の略称で、“物理ベースレンダリング”という意味です。その名の通り、物理的に正しい見た目になるように描画を行う手法のことです。

PBRを使ったglTFのサンプルモデル「Damaged Helmet」をセカンドライフで表示した例

PBRは、ビュアーの描画エンジンの機能です。

“物理(Physically)”と言っても、プリムの物理設定やHavokとは何の関係もありません。PBRでの物理は、物の物質的な見た目通りに画面に描かれることを指します。

PBRは、ゲームなどのリアルタイムレンダリングの世界で使用されています。

UnityやUnreal Engineなどのゲームエンジンはもちろん、BlenderやAutodesk Maya/Max、Substance Painterなどの様々な3DソフトもPBRに対応しています。

セカンドライフでは、2023年12月に導入されました。

PBRには、下記の2種類のワークフローがあります。

  • Metallic/Roughness
  • Specular/Glossiness

セカンドライフでは前者の「Metallic/Roughness」が採用されています。

各ビュアーのPBR対応状況

ビュアー名対応状況正式対応バージョン入手先
公式ビュアー正式対応7.0.1公式サイト
Cool VL正式対応v1.32.0.0公式サイト
Firestorm正式対応7.1.9公式サイト
Genesis正式対応R9公式サイト
Kokua正式対応7.1.4公式サイト
Restrained Love正式対応2.9.33公式サイト
Alchemyベータ版公式サイト
Black Dragonベータ版公式サイト
Catznip未対応
Kirstens未対応
Singularity未対応

PBRの使用方法

PBRマテリアルをプリムに設定することで、そのプリムはPBRで表示されます。

関連情報

Back To Top