リンデンラボ

Second Life

リンデンラボ

概要

リンデンラボ(Linden Lab)は、セカンドライフの開発・運営を行っているアメリカの企業です。

社名に“ラボ(Lab)”という名前が付いていますけれど、どこかの機関等に所属した研究所では無くて、民間企業です。
日本で言えば、ハル研究所やPHP研究所のような企業の社名と同じ感じです。

リンデンラボは、1999年にフィリップ・ローズデール(Philip Rosedale)によって設立されました。

2020年、投資グループである「Waterfield Group」に買収されました。

投資グループのメンバーであるRandy WaterfieldさんとBrad Oberwagerさんがセカンドライフの個人的なファンで、コロナ禍の際にメタバースの可能性も含めてセカンドライフを所有したいということで、お二人によって買収が行われました。

現在リンデンラボは、Waterfield Groupの一企業になっています。

沿革

内容
1999年リンデンラボ設立
2002年3月13日セカンドライフ パブリックベータ版開始
2003年6月セカンドライフ サービス開始
2008年3月フィリップ・ローズデール CEO辞任、会長就任
2008年4月マーク・キングドン(Mark Kingdon)CEO就任
2010年6月10日リンデンラボ 大規模リストラ(リンデンさんによる日本語サポートも終了)
2010年6月24日マーク・キングドン CEO辞任、フィリップ・ローズデール 暫定CEO就任
2010年12月23日ロッド・ハンブル(Rod Humble)CEO就任
2014年ロッド・ハンブル CEO辞任
2014年2月5日エベ・アルトバーグ(Ebbe Altberg)CEO就任
2020年7月10日Waterfield Groupがリンデンラボを買収を発表
2021年1月Waterfield Groupによる買収完了を発表、Randy Waterfield リンデンラボCEO就任、Brad Oberwager Tilia CEO就任
2024年4月TiliaをThunesに売却

オフィス

リンデンラボの本社は、アメリカのサンフランシスコにあります。

リンデンラボでは、リモートワークが昔から行われています。全米各地に在宅勤務の社員(リンデンさん)がいらっしゃいます。会議や仕事のやり取りなども、リモートで行われています。

以前は、世界各地にオフィスがありました。日本にもオフィスがあり、日本担当の広報スタッフがいらっしゃったのですが、2010年の大規模リストラの際に北米のオフィス以外は全て閉鎖されてしまいました。

子会社

現在、リンデンラボの子会社はありません。

リンデンラボの子会社として資金決済サービスを取り扱う企業「Tilia」がありましたが、2024年4月にThunesに売却されました。

リンデンラボが過去に開発していたソフトウェア

リンデンラボはセカンドライフ以外に、下記のソフトウェアの開発も行なっていました。

  • Blocksworld
  • Creatorverse
  • dio
  • Patterns
  • Sansar
  • Versu
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